ニチニチ製薬は、実験施設を併せ持った中央研究所を有し、特に乳酸菌の生体に及ぼす生理活性作用や培養技術に関する研究、さらにこれらの技術を生かした商品開発、安全性の確認に取り組んでいます。

ニチニチ製薬中央研究所

ニチニチ製薬では、商品の開発・製造から研究まで全てを行っています。このような体制は、それぞれの部署の考え方を取り入れやすく、意見交換も活発にでき、様々な角度から研究テーマを得られるすばらしい環境であると考えています。
中央研究所では、大学や研究機関と共同研究を行い、その研究成果を学会や論文で発表しています。
また、安全性評価も行っており、より確実で安全な商品提供に努めています。

エンテロコッカスフェカリスから生まれた乳酸菌素材



エンテロコッカスフェカリスは1ミリの1000分の1ほどの小さな乳酸球菌です。ニチニチ製薬はエンテロコッカスフェカリスに独自の加熱処理を施しサプリメントとして摂取しやすく濃縮したFK-23と、さらに酵素処理によって乳酸菌の細胞壁を壊して菌体成分を抽出したLFKの研究、開発、製造を行っています。これら2種類の乳酸菌素材で合計13種の健康、美容に関する特許を取得しています。2019年からはFK-23とLFKを特殊加工したMK-116の開発、商品化も進めています。

「FK-23」はニチニチ製薬(株)の商標です。「LFK」はニチニチ製薬(株)の登録商標です。

学会発表・論文

120件以上の学会発表を行っています。国内外の医学雑誌への論文掲載の実績は70報以上、特許取得実績は13件となっています。

アレルゲン受託測定

弊社独自の研究により、環境中のアレルギー原因物質であるアレルゲンの検出測定キットを開発致しました。本キットにより環境中のアレルゲン量の把握のみならず、アレルゲン低減化デバイスの研究などにもお役立て頂けます。
環境中の粉塵サンプルをご送付頂くだけで、アレルゲンの抽出からELISA法によるアレルゲン量の測定まで弊社で受託測定を行っております。
TOP